2018年09月10日

木々は地上のリーダーです

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ここ数年、台風の威力が年々増しています。この夏も日本各地で被害がありました。
「地球が生きている」ということが分ってくると、地球上で起こる自然の出来事をただ怖れるのではなく、地球ともっと親しくなることで、地球の状態を理解し、人間が地球とどう関われば良いかを正しく考えられるようになる気がします。

今回も前回に引き続き、大地をテーマに、日本の国土7割を占めるという「木」についてです。

日本は古代、言葉にはエネルギーが宿っていると信じられていました。万葉集にも「言霊の幸ふ国」とうたわれているわけですが、日本語の50音51文字のひとつひとつには意味が込められているとのことで、そうしてみれば「キ」という言葉は、「木」でもあり「気」でもあるのですよね。
「木」にエネルギーがあるというのもよく言われることです。実際にそう感じられなかったとしても、理科の時間に習ったように二酸化炭素を吸収して酸素を放出するという、物理的エネルギー交換が行われている事実だけで充分それは信じられることです。

あるとき仲間のRさんが、「神社に行ったときに大きな木があり、天に向かってそびえ立つその木は天とのアンテナのようだと思った」と言ったら、メリオンさんも「そうですよ〜」と言ってましたっけ。
『トゥファラ』にも、木について少しだけ触れているところがあります。(P227)

山はいたるところに木々の根を張り巡らし、互いの手を取り合い球体の星の地形を守っています。木々はスィオニの地上のリーダーであり長老です。

このページは「気」についての学びが書かれているところでもあります。
"「木」が互いの手を取り合い"、大地を守っているのですね。
やはり「木」は、天と地をつなぎ、エネルギーを循環させてくれているに違いない!

「木」について、メリオンさんもお話してくれました。
木は人間と同じです。
木は、大地にしっかりと根を張っています。そして枝葉ではらはらと風を受け止め、その抵抗を和らげているのです。
人間も木と同じようにすればいいのよ。
風波が自分に吹いてきたときは、木の枝葉のように上半身で受け止めるの。そして風に任せて、はらはら、ゆらゆらと、風を追いやればいいの。でも本当に重要な出来事が向かってきたときは、体の下半身、下腹で、しっかりと受け止めるのですよ。木が根を張るのと同じようにね。


自然は奥が深い!「木」は人の生き方のお手本なんですね。やっぱりスィオニのリーダーですね!

さて、そんな偉大な「木」ですが、木との関わり方について、ユニークな記事がFacebookでシェアされていました。こちらに原文のリンク先をご紹介します。
「木のエネルギーを吸収する方法」
スペイン語のサイトだそうです。(翻訳機能で何とか読めると思います。)

この記事によると、木には大きな癒しの力があるということで、中でも松の木は強い「氣」のエネルギーを放射しているのだとあります。
そういえば、皇居外苑は松ばっかりが植えられているのですが、きっと松の木のパワーを知っているのでしょうね。
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また、森にある木よりも、むしろ街中の公園にある木の方が(木が)人とのコミュニケーションに慣れているから繋がりやすいのだそうです。(ナルホド〜!)
私たちが地球の大地を感じるのに、わざわざ遠くの山や森まで出かけていかなくてもいいのかもしれません。近くの公園や神社に行ったとき、気軽に木々に触れてみたり、感謝や慈しみを伝えてみると、大地と木のエネルギーを受け取ることや、(木との関わりを確立させれば…)コミュニケーションも、できるのですね。

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そういうわけで、樹木の道教マスターの教えに従い、ワタシ(市川)が、木とのエネルギー交換に挑戦してみました。

◎こちらは来宮神社の境内にある楠木
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TOPの写真は、来宮神社で有名な樹齢2000年以上といわれる大楠木ですが、もう少し身近に感じられる若い楠木にしました。(初心者は大きすぎず小さすぎずが良いらしい)
まずは木にご挨拶。数回深呼吸をして気持ちを落ち着け、両手を伸ばして木にあてます。1分、2分…、だんだん木との境目を感じなくなり、一体化したような気分?
確かに、エネルギー的な流れを手を通して感じることができます。

何だかちょっと繋がれた気分?気をよくしたワタシ…。
せっかくなので、今度は松のパワーがどれくらいかというのを感じてみようと思いつき、松を求めて更に歩いてみることに。そうしましたところ、「お宮の松」にたどり着いてしまいました。
◎こちらが熱海海岸にある、あの有名な?「お宮の松」
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う〜ん、金色夜叉の愛憎劇を象徴する「お宮の松」の松で、大丈夫か?と、少々不安になりましたが、とにかく松に両手を置いてみました。すると…、なんとも不思議!?
優しい、というか、穏やかな「気」の流れが、手を通してじわ〜と入ってくるのを感じるではないですか。
先ほどの若い楠木は、エネルギーをお互い交換し合っているような気がしたけど、こちらの松は、ただ癒しを戴いた、という気分です。
すごい、やっぱり松は、癒しの力が強いんだ!!と、はっきり実感。

ブログに紹介するからには、ちょっとでも「感じてみよう〜」という、軽い気持ちで散歩の途中やってみたのですが、日頃たいして敏感でないワタシでさえ、そういう気持ちで木と対面すれば、結構感じられるものなのだと分かりました。とにかく「木」と「気」を体感できて、とっても満足。
もっと親しくコミュニケーションするには、ちょくちょくその木に会いにいくといいのだそうです。人と親しくなるのと同じなんですね。



(文/編集部)

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2018年08月20日

ネイティブ・アメリカンが大切にしている20のこと

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仲間のひとりが、ある記事をFacebookでシェアしました。
するとメリオンさんから、「これこれ、これをみんなとシェアして!」という呼びかけがありました。それは「ネイティブ・アメリカンが大切にしている20のこと」という日本語タイトルの記事なのですが、改めたものをここに紹介いたします。

The Native American Code of Ethics(ネイティブ・アメリカンの倫理規定)
インターネットで検索すると、いろいろな言語でたくさんの方が似た記事をシェアしているようです。情報源がなかなか見つからなかったのですが、どうやら、北米のニュースを扱っているInter Tribal Times誌というメディアが1994年に出版したとのことで、その内容に多くの人が共感したらしく、インターネットを通じて世界中に拡散している模様です。
以下は紹介記事のリンク先のいくつかです。
The 20 Native American Codes Of Ethics
Native Americans Left A Code Of 20 Rules For Mankind To Live

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※各記事によって多少の表現の違いがあるようです。ここには「Native Nation America」というメディアの記事から英文と一緒に紹介します。(日本語訳は勝手な解釈を避けるため、直訳に近いものにしてあります。どなたか素晴らしい適切な日本語にして下さる方がいたら編集部までお知らせ下さい!)

1. Rise with the sun to pray. Pray alone. Pray often. The Great Spirit will listen, if you just speak.
日の出とともに祈りましょう。ひとりで、幾度も!あなたが話しかけるときのみ、魂(グレイトスピリット)は(耳をかたむけて)聞いてくれます。

2. Be tolerant of those who are lost in their path. Ignorance, conceit, anger, jealousy and greed stem from a lost soul. Pray that they will find advice.
道を失った人に寛大でいましょう。無知、自惚れ、怒り、嫉妬、強欲は、失われた魂から生じます。彼らが道を見つけるのを祈りましょう。

3. Search for yourself, by yourself. Do not allow other people to make your route for you. It is your road, and yours alone. Others may walk it with you, but no one can walk it for you.
自分自身で自分を見つけてください。他の人にあなたの道を作らせてはいけません。その道はあなただけの道。誰かがあなたと一緒に歩くことはあっても、誰かがあなたの道を歩くことはできません。

4. Treat the guests in your home with much thought. Serve them the best food, give them the best bed and treat them with respect and honor.
ゲストには最高のおもてなしをしましょう。彼らには最高の食べ物と最高のベッドを提供し、尊敬と敬意の念でもてなしましょう。

5. Don’t take what isn’t yours whether from a person, a community, the wilderness or from a culture. It wasn’t earned nor given. It isn’t yours.
それがあなたのものでないなら受け取らないでください。たとえそのコミュニティや人、文化、土地に属していたとしても、そこにはあなたが得るものはなく、与えられてもいないのです。

6. Respect all things that are placed upon the earth if it be people or plant life.
地球上のすべての生命を尊重しましょう。人も、植物も。

7. Honor other people’s thoughts, words and dreams. Never interrupt another or mock or rudely mimic them. Allow each person the right to personal reflection.
他者の考えや言葉、夢を称えましょう。けして人の邪魔をしたり、嘲笑ったり、真似したりしないこと。誰もが己を表現する権利を持っているのです。

8. Never speak of others in a bad manner. The negative energy that you put out into the universe will multiply when it returns to you.
他人の悪口をけして言わないこと。あなたが宇宙に負のエネルギーを出すと、それは増幅してあなたに戻ってきます。

9. All persons make mistakes. And all mistakes can be forgiven.
誰もが間違いを犯します。だからすべての間違いは許されるのです。

10. Bad thoughts cause illness of the mind, body and soul. Practice optimism.
悪い考えが体や心、魂の病気を引き起こします。楽観的でいましょう。

11. Nature is not FOR us, it is part of us. Animals, plants and other living creatures are all a part of your family.
自然は私たちのためにあるのではなく、私たちの一部です。動物も植物も、全ての生き物が私たちの家族です。

12. Children are the seeds of our future. Plant love in their hearts and water them with wisdom and life’s lessons. When they’re grown, give them space to develop.
子どもは私たちの未来の種です。彼らのハートに愛を植え、智恵とレッスンの水で浸しましょう。そして彼らが成長したら、開花するスペースを与えてください。

13. Avoid hurting the hearts of others. The poison of your pain will go back to you.
他人の心を傷つけないでください。その毒は、あなたの痛みとなって戻ってきます。

14. Be honest at all times. Honesty is the test of one’s will within this universe.
いつも誠実(正直)でいましょう。誠実(正直)さはこの宇宙の中において、その人の意志のテストなのです。

15. Keep yourself balanced. Your Mental self, Spiritual self, Emotional self, and Physical self have to be strong, healthy and pure. Work out the body to strengthen the mind. Grow rich in spirit to cure emotional ails.
バランスをとってください。あなたの心、精神、感情、そして肉体が、強く健康で、純粋であるように。体を動かし、心を強くし、精神を豊かにし、そして感情が病を治します。

16. Make conscious decisions as to who you will be and how you will respond. Be accountable for your actions.
あなたが誰になりたいのか、どのようにしたいかを、意識的に決断してください。あなたは自分の行動に責任があるのです。

17. Respect the privacy and personal space of others. Don’t touch the personal property of other people − especially sacred and religious objects. This is forbidden.
他者のプライバシーと個人的な空間を尊重してください。個人的な財産や神聖な持ち物に触れてはいけません。それは禁じられている行為です。

18. Be true to yourself. You cannot nurture and help others in the event that you can’t nurture and help yourself.
自分に忠実(自分らしく)でいてください。あなたが自分自身の面倒を見れないようなら、他の人を助けることなどできません。

19. Respect others religious beliefs. Don’t force your belief on others.
他者の信仰するものを尊重してください。あなたの信念を他の人に強制してはいけません。

20. Share your good fortune with other people. Participate in charity.
他の人々と幸を分かちあいましょう。奉仕に参加しましょう。

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ひとつひとつを読み返してみると、どれもが、しごくもっともな、とても基本的なことばかりです。
「うん、そうだよね、分かってはいたんだけど…」
私たち多くの現代人は、社会のしくみに呑み込まれながら、日々の忙しさに追われながら、こうした大切にすべき基本的なことを、棚上げにしてきてしまいました。

ところが、アメリカン・インディアンの人々は、これらの大切なことを、何千年ものあいだ、きちんと守って生きてきてくれたのです。彼らのおかげで、今私たちは、こうしてそれに触れることができます。何て素晴らしいことでしょう!

「これはまさに、宇宙ね!」
と、メリオンさん。
そして「未来の地球、未来の学校にも、こういうのが必要になってくるのよ。みんなで創りましょう!」といいます。

おお、それは責任重大だ!
…とにもかくにも、まずはこれらインディアンたちが教えてくれる大切なことを、意識的に(←これ大事なこと)、実践してみることに致しましょう。



(文/編集部)

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2018年08月13日

光の柱のある神社

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(※写真は伊豆山神社の本宮。記事の内容とは直接関係ありません。)

ここ数年、"パワースポット"なるものが流行りだしたせいでしょうか。人々のあいだでは神社巡りがことのほか盛んになっております。
そもそも神社というのは日本独特のものであり、その起源は山や岩など、神が宿るといわれるその地の自然を祭ったことからだと考えられています。
そして日本全国の大小の神社を数えると、10万社以上もの神社があるのだそうですが、現存する最古の神社は奈良県にある大神神社ということです。大神神社は、古事記にある大国主神が大和の国づくりをしている際に、力を貸してもらったという、大物主神を祭った神社なのだそうです。

さて、そこでちょっと気になるのは、本当に神社というところには、何かパワーのようなものが実際に宿っているのかな?ということです。古代から伝わる聖域を、むやみに疑うわけではありませんが、見えないものを感じる能力を失っている現代人の私たちとしては、その真相を知りたいのも正直なところですよね。

そんな疑問を密かに抱いていたところ、整合性会議で神社の話題になったので、その内容をこちらにシェアしたいと思います。

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メリオン:先日、ある神社に行きましたが、そこにはどこを探しても、光の柱がありませんでした。しかし、出雲大社(出雲大社の東京分祀)は、六本木の繁華街にあるにもかかわらず、本殿の前に立ったとき、その柱の太さに圧倒されました。

Y氏:光の柱とは、宮司さんの光の塔の質が反映されているのでしょうか?柱の太さは、スィオニの魂の密度と仕事の質によって決まるのでしょうか?

メリオン:はい、そうだと言えます。出雲大社は、集めた光の気が巨大なものになったとも言えるし、もともと地の気が巨大だったから社を立てたとも言えます。そしてその宮司さんの仕事が、それをそのまま維持できていて、あるいは、ますます大きくしているのかもしれませんね。集めた気は、扱う者によって、無くなってしまうこともありますが、地が引き受けた気は地の気としていつまでもあり続けます。"山の白い家"(トゥファラに出てくるヴィッツイの住む家)はもともとあった地の気が美しい空間を作っていました。そしてわたしが、更に気を集めたのです。そこに社を建てるように星の人から言われましたが、わたしは社は建てずに、美しい気だけをその地に残してそこを離れることにしたのです。

――なるほど。すると今ある神社は、やはりやみくもに社を建てたわけではなく、その地に光の気が集まっていたからか、あるいはその地に光を集めた何か(誰か)がいたからと考えていいのですね。ただし、集めた気の場合は、その後の扱い方によっては失われている可能性もあると…。

R氏:では、美しい気の立つ場所に社を建てたということですが、神社というのは、宇宙との扉だと考えていいのでしょうか?あるとき、寂れた神社の奥に立つ立派な木が、宇宙とのアンテナのように思えたことがあったのです。「神社なのに宇宙」と感じた自分を、不思議に思っていたのですが…。

メリオン:そうだと思いますよ。"宇宙"というと、あまりに遠すぎる感じがするのでしょうね。だから"神"という表現になったのかもしれないけど、わたしは逆に、宇宙に立っているので、神ではなんだか小さいと感じてしまうし、間違うと個人的な感じにもなってしまうし…。"オオクニヌシの命"でいいの?って思うけど、その方がなんだカワイイし、誰もが安心するんでしょうね。わたしとしては、もうそろそろ"宇宙"でいいじゃない?怖くないよ!といいたいけれどね。

R氏:なるほど!カワイイんですか!そのカワイさはまだ私にはわからないですけど。でもやっと腑に落ちました。これからは、自分が感じたままを信じようと思います。

メリオン:その「なぜ?なぜ?」が、宇宙の扉を開けますよ!アロンさんは人の肌の横も宇宙だよ、吸う空気も宇宙だよ!といっています。"宇宙"というネーミングが、敷居を高く感じさせてるかもしれないですね。新しい言葉を見つけるのも仕事のひとつですよ!宇宙でも神でもないもの考えてみたらどうかな。

R氏:多くの地球人が思う宇宙って、結局、地球産神様の高さまでなんですね。

メリオン:その通りね。宇宙の捉え方はそれぞれで、その魂の写し鏡ともいえます。その領域にしか認識が持てないのね、だから、神になったり宇宙であったりと、差があるんですね。みんなの意識がお揃いになるのは容易ではないですね。
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(写真/出雲大社にある大国主命ブロンズ像〜Wikipediaより)

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というわけで、この日の話は、神社から『神』にまで発展していきました。
たしかに、神社の宮司さんのお話を聞いたりすると「何だか宇宙的な話をしているなあ」と思ったりすることもままあるのですが、メリオンさんの言う通り、"宇宙"じゃあまりに遠すぎて実感が湧かないので、"〇〇の神様"という表現で可愛らしくして、人々に身近に感じてもらおうとしたのかもしれませんね。
ん?すると宮司さんらは、本当のところ、宇宙についてもっとリアルな事実を知っているのかな?今度、宮司さんにお話を伺う機会があったら、「怖がらないので、宇宙について本当のことを教えて下さい」とでも聞いてみようかな…な〜んて思ったりしました。

ところで、『神』という概念は世界各地にありますが、その捉え方や意味あいは、それぞれの地域の文化や宗教と相まって微妙に異なるものです。それは「ゴッド=God」であったり、「デウス=Deus」であったり、「アッラー=Allah」と呼ばれたり、あるいは「タオ」や「シヴァ神」と呼ばれたり…。

また、古代においてはどの地域にも、この世界の創造にまつわる神話のようなものが必ず存在していましたが、物質的なものしか理解できなくなってしまった現代に至っては、『神』については、「信じる」か「信じない」かという、非常に曖昧で空虚な存在として語られるようになってしまいました。結局、私たち人間は、『神』も『宇宙』も、どう理解したらよいか、どう扱ったらよいか、未だに分かっていないということのようです。

しかしそもそも、『神』という概念とは、「この世界を創造したのは誰か(何か)?」という、人々の素朴な疑問に答えるものであったというのが、人類の共通した思いだったのかもしれません。もちろん、人間にとっての「この世界」というのは、地球という小さな小さな惑星の、限られた世界のことなのですが。

けれど『トゥファラ』という新世界に触れた私たちは、「この世界」とは、もっともっと、広い宇宙に広がっているんだなと、少しずつ、ベールの向こうを見ようとするようになりました。やがて私たち人類も、信じる「神」ではなく、「宇宙」の真実を、きっと理解するようになる日が来るのでしょう。ただし、その歩みは、人それぞれのペースがあるのかもしれません。メリオンさんの言うように、みんなが揃うのは容易ではないかもしれないけれど、スィオニを目指す私たちは、少しだけ先に進む努力をして、灯台のような役目が担えることが、ひとつの大きな目標でもあるのです。


(文/編集部)
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2018年07月24日

言葉は道具

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オリオーネの賢者アロンは、言葉と意識は切り離せない関係にあるといいます。
前回の記事で意識について紹介しましたので、続いて言葉についても学んでおかなければなりません。

(トゥファラ本文P359〜)
アロンさんがいうには、宇宙には私たちが使っているような言葉は存在しないといいます。アロンさんの星、オリオーネでは、言葉を交わして生きているのではないのだそうです。
また、私たちと同じように多様な言葉を使う星もあるのだそうですが、どうやらこんなに複雑に言葉が細分化されている星はめったにないらしいのです。

そして言葉が細分化されることで、さまざまな思惑を生み、宗教となり、争いとなり、差別という意識も生まれると…。
なんだか言葉について考えると、あまり良いものではないというふうに思ってしまいますね。

思い出したのですが、以前行った整合性会議で『魂』についてお話を伺っていたとき、メリオンさんとこんな会話がありました。

――それぞれが、自分の魂の特徴を知ることが大切というのがよく分かりました。すると私たちは、もっと個性的にならないといけないんですね。

メリオン:そうですよ。みんな、もっと魂の特徴を出して、自分の気配をしっかり出していかないといけないの。どうしてか分る?

――さあ…?

メリオン:言葉はいずれ無くなっていくからなのよ。

――そうか…気配で自分を表現しなくちゃならないんだ。

メリオン:国境もやがて無くなるでしょう。でも、その地と、その人の個性は逆に際立つようになっていくの。

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そして賢者アロンは、言葉は単なる道具であり、道具は正しく使われなければならないことを強く指摘し、使う人が美しくなければならないのだと教えています。

美しい言葉というものはほとんどない。
言葉は意識によってつくられるものだから 肉体を体現したものでもあるのだ
言葉を操る者が 気配を美しくし 美しく気を保ち 美しい空間を持って発するからこそ
言葉は美しい気に包まれ 美しく存在することができる
存在の美しさに勝るものはない


ところで、地球上に、どのくらいの言語があるのかをちょっと調べてみました。
すると、およそ6800〜6900種類の言語があるということです。
言語の一覧(Wikipediaより)

すごいですね!見方によれば、同じ星、同じ地に居ながら、こんなに多くの言葉が生み出されたことの方が不思議なくらいです。

私たちは…それがいつかは分りませんが、いずれ、言葉ではなくテレパシーのようなものでコミュニケーションを交わせるようになるのかもしれません。
一か国語しか話さない我が日本では、外国語が話せることがことのほか羨ましかったり、「すご〜い」なんて尊敬してしまったりするのですが、難しい外国語を今更覚えるより、これからやるならテレパシーの訓練をした方がいいかも?な〜んて、勉強嫌いなワタシは言い訳がましく、この記事を書きながら思った次第です。

そして、言葉について、星の人たちの話を聞きながら改めて考えてみたとき、私たちは、言葉を無意味に、そしてあまりにもぞんざいに扱ってきてしまったのではないかという気もしています。これからも今しばらくの間は、私たち人間は言葉を扱うわけですが、もう少し大切に使わなければ、とも思いました。


(文/編集部)

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2018年07月20日

"意識"の正体

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『トゥファラ』が出版されて1年と4か月。いくつかの小さな町でお話会が開催され、"戦士メリオン"のもとに、スィオニになりたい仲間たちが集まり始めました。
そして今、私たちは『トゥファラ』を羅針盤にしながら実践に入ったのだとメリオンさんはおっしゃいます。

『トゥファラ』を手に取り、宇宙の"気"に触れ、宇宙秩序を学び始めた今、私たちが日常で経験するあらゆる出来事の受け止め方は、以前とは違います。それぞれのもとにちりばめられた小石たち。それを丁寧に拾いながら、それぞれが光の道を見つけてゆかねばなりません。

この『光の塔通信』も、本を読み解くだけにとどまらず、実践に入ったことでだんだん難しくなっていきそうです。編集部の理解が及ばない部分はメリオンさんに確認しながらあとで修正や追記を行いますが、みなさんと共に考えていく気持ちで進めたいと思いますので、どうぞよろしく、お付き合いください。


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そんなわけで、今回は現場に行ったからこそ体感し、学ぶことができた出来事をお伝えします。

先日、私(編集部/市川)は、ある市民団体が主催するイベントに参加しました。都内の小さな会場ですが、100名以上の人々が集まっています。そして、映画鑑賞をしたりトークセッションを行ったりして数時間を過ごしました。ところが終わってみても、私の中には何も残るものがなく、何だかポカンとしたまま、そそくさと会場を後にしました。

私たちの社会は、さまざまな問題を抱えています。そしてそれに対応すべくさまざまな市民団体やボランティアが生まれており、人々の福祉や奉仕に対する意識は以前に比べれば、ずっと高まってきているようにも思えます。それなのにこの空虚感は何だろう?トークセッションで語られる言葉は、ただひたすらまっとうなことを言っているのですが、その言葉は、聞いたすりから両耳を通り抜けていくようでした。

この現象について、メリオンさんが後から説明してくれました。以下に他のメンバーも交えた対話を紹介します。
(これは、"意識"に関する非常に深くて難しいテーマです。そしてもちろん、特定の団体やそれに関わる人々を非難するものではけしてありません。けれど私たち人間社会が進化するとき、今後必ずやこの問題に直面し、考えていかねばならないことです。最初は記事にするのを躊躇しましたが、やはりスィオニは知っておかなければならない重要なことだと考え、掲載することにしました。ハートでお読み下されば幸いです。)

メリオン:決して塊になってはダメだということですね。コピーのようになってしまうのです。個が個として立っていたら、それぞれが特徴ある魂のはず。誰もが知っている情報を交換しても何も生まれないのです。誰一人、自分の考えを持っている人はいないのでしょう。

(C):こうした活動に参加している方たちは、よりよい社会を目指したいという、意識の高い方たちではないかと思うのですが、それがなぜ、ただの塊になってしまうのでしょう。

メリオン:意識が意識を食べて増殖してしまったのでしょうね。福祉、奉仕という、一見美しい行為には、人々は染色されやすいのです。

(R):進化した星の人の考え方は、みな同じだと聞きましたが、そうした会場にいる人たちの様子(意識)と、(星の人たちのそれは)全然違うものなんですか?

メリオン:染色や意識といっても、レベルの差はあるわね。それに悪いだけではなくてほんとうの美しい染色や意識もあるのです。でも美しい正しいの判断はとても難しいですね。これこそ、体験して体得するしかないのよ。そのとき、悲しい思いになったのはなぜなのか?なぜ、みぞおちが温まったのか? ときには自分の未熟な部分に光が当たっときの寒気もあります。それはどんな感じだったか?ここから気づいて、成熟していくしかないのです。ところが、この過程を正確に踏めなかった大人もいるのです。すると、そうよね!そうよね!と何も学ばず、進歩のない意識の塊の中に入っていってしまうの。だからみんな、おんなじ顔になっちゃうのよ!

(C):美しそうな行為だというだけで、それについて自分で考えたり感じたりすることもなく、受け売りの言葉をうのみにしてしまったわけですね。それがコピーのような塊になっちゃうんですね。

メリオン:スィオニはそれを見抜きながら、広い視野を持ちながら、コツコツと自分磨きをしながら、人のために黙々と働くのよ。

(Y):人も地球も宇宙の砂粒だという自覚があれば意識の塊に埋もれることはないはず…そうした人々の意識の塊を解きほぐさないと、地球には随分と負荷をかけてしまっているように感じます。

メリオン:その通りだと思いますよ。わたしたちはそれを(地球を)手助けする者という認識をいつも忘れないことですね。

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人々が集まれば、必ず集合意識というのが生まれます。それが宇宙秩序のようなレベルの高い意識であればいいわけですが、人間社会はまだまだそこへ到達していません。(というか宇宙秩序なんて知らないし…もうやだ〜(悲しい顔)

"意識"については、オリオーネの賢者、アロンが教えてくれています。
(トゥファラ本文P363〜)
「意識は肉体(脳)が生み出す思考や意図であり、広範囲に染色し、さまざまな言葉と結びつく…」詳しくは、『トゥファラ』をご覧あれ。



(文/編集部)
タグ:意識 肉体
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