2018年09月03日

大地の再生〜"地球の庭師"矢野智徳氏に学ぶ

熱海の川.JPG

日本の大地の7割は森林です。日本は世界でも有数の森林国なのです。
ところが、人々の多くが便利な市街地で暮らすようになった現在、山や森について考えたり親しんだりする感性がどんどん失われてきたように思います。
そんな中にありながら、森と大地を見つめ、その声をずっと聞きながら、コツコツと活動を続けて下さる方々がいらっしゃると知りました。
今回はそのおひとりである矢野智徳さんをご紹介します。矢野さんは「地球の庭師」「大地の再生師」とも呼ばれているそうです。

◎矢野智徳氏についての詳細は以下のリンク先等をご覧ください。
一般社団法人 大地の再生 結の杜づくり 代表理事/NPO法人 杜の会 副理事長
紹介ページ/私の森.jp・Facebookページ「大地の再生 結の杜づくり」

矢野智徳さんは、北九州市で植物園を営むお家に育ち、子どもの頃から木や森に親しんできたのだそうです。そして大学時代、授業よりもまずは現場をこの目で見たいという強い思いで一年間の放浪の旅に出ます。日本中の山や森をひとりで歩いて回ったそうですが、重いリュックを背負って毎日数十キロの山中を歩くその旅は、危険と背中合わせの大へんな冒険です。その貴重な体験の数々と、大学で得た自然地理学の知識を基に、現在「造園」という仕事を通して日本全国の森の整備、大地の再生に取り組んでいらっしゃいます。

矢野さんは、自然環境を再生させるためには、水脈と空気の流れを整えることが大事だといいます。水脈は大地の血管。その詰まりを取り除いてあげるだけで、瀕死の状態に思えても大地は再生できるのだそうです。それは矢野さんが、息も絶え絶え、死に直面しながらの放浪の旅の経験が教えてくれたものだということですが、まさにそれは、地球が生きているということを、物語っているのでしょう。

以下は水脈について熱く語る矢野さんの動画です。
https://www.facebook.com/yotutin/videos/1789255264430837/

森に入って、川を遮る小さな小枝を取り除くだけでも水脈を整える助けになるのだそうです。私たちにも出来ることがあるんですね!

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そういえば、先日伊豆ジオガイドツアーに行ったときのこと。
メリオンさんが子どもたちと水遊びをしている最中、転びそうになり、みんなの顔が一瞬蒼白に・・・!
尻もちをついただけで事が済み、ホ〜っと安心したのですが、後で聞いてみましたところ、矢野さんのお話に共感したメリオンさんは、水の流れを遮る小枝を取り除こうとして滑ってしまったのだとか。
即行動に移す!その行動力はさすがですが、気を付けてくだされ〜

それにしても、大地のこと、地球のことを、こんなに愛している人々がいらっしゃることに、感謝感激です。
そして思うだけでなく、実際に行動に移し、現在の人々の生活に密着した活動をする方たち。それこそがスィオニの仕事なのだと改めて気づかされます。
地球上の各地に立っているたくさんのスィオニたちを、これからもご紹介していきたいと思います。

*上記の矢野智徳氏については、一般社団法人 大地の再生 結の杜づくり 代表理事矢野智徳氏に許可をいただき掲載しております。
(文/編集部)
posted by yamanoshiroiie at 08:47| 光の活動/スィオニを探せ!