2018年05月17日

『光の塔』の登場人物と星々

星々の仲間たちx.png

『光の塔』に登場する人物や星々の存在たち、そして主人公コリトが旅をした星について簡単な紹介をします。『光の塔』は主人公のコリトが宇宙を旅するおよそ100ページの短い物語ですが、そこには大切な言葉がちりばめられています。本書をもう少し深読みするための参考になればと思います。

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コリト・・・『光の塔』の主人公。コレムル星に住む少女。17歳の誕生日に宇宙へ訓練の旅に出る。コリトは優しい両親に育てられ穏やかに成長したが、どこかいつも"物足りない"感じを持っていた。それが何であるかを探しているコリト。果たしてこの旅で見つけることができるだろうか…。

コレムル星・・・コリトの住む星。深い緑の森におおわれているが、動物は小さな湖に住む魚や小鳥しかいない。人口はとても少なく人々は穏やかに静かに暮らしている。コリトはコレムル星が眠るように静かな星であることを残念に思っていたのだが…。

トゥファラ(またたきの星)・・・コリトの訓練の旅の主要地となる星。"命の星"とも呼ばれる水におおわれた星。この星がまだ若い時代は"ビレムル・砂漠の地"と呼ばれていたが、たくさんの変換のときを得て進化しながら水でおおわれる星となった。豊かな土壌と緑や海に恵まれ動植物のさまざまな姿を見ることができるので、生命とは何かを学ぶために最適な星として、子どもたちの訓練の旅先によく使われている。"トゥファラ"はこの星の真の名だが、コリトが旅した時代は、まだ"またたきの星"という愛称で呼ばれていた。

白い塔(光の塔)・・・トゥファラでコリトが滞在する宿泊施設。なだらかな丘の上に立つ円柱型の白い美しい光を放つ塔。コリトはこの塔でさまざまな気付きを与えられる。
白い塔のカギ.JPG
案内人とカギ・・・白い塔では、トゥファラに住む穏やかで大きな心を持つガイドや、たまご形の水色のカギが、旅の案内をしてくれる。

闇の星・・・コリトの訓練の旅で訪れた星のひとつ。この星でコリトは、ひとりの老戦士が闇の星の人々に言葉を送り続けている姿を見る。コリトはこの戦士のことがとても気になる。

花の星・・・見渡すところ、いたるところに可憐な花、大きな花々が咲いている。それを見たコリトは自分の星にもこんな花があったらどんなに嬉しいかと思う。その星の案内人に「その地の自然に沿って咲くのが一番美しいと思いませんか?」と静かに問われたコリトは少し考える。

ショー・・・白い塔でコリトが自分の星について講和するのを聞いていた"カガヤキの星"に住む青年。「カガヤキの星の戦士に会ってみませんか?」とコリトに声をかける。

戦士メリオン・・・カガヤキの星の女性戦士。ショーに紹介されたコリトに、カガヤキの星を訪れるよう招待する。

コリトの魂・・・コリトが白い塔の展望フロアへ続く螺旋階段を上がっていく途中に出会う存在。それはとても気品のある女性だった。

プルム・・・音の星の歌うたい。ある日コリトに不思議な虫をプレゼントするが、白い塔でコリトはそのヴィジョンを見せられる。

パリスィオン・・・創造の星の者。旅の途中でプルムがコリトに渡した虫の声を聞き、宙に浮いているコリトと出会う。そしてコリトとともに花を探す旅に出ることに…。

カガヤキの星・・・ショーとメリオンが住む星。人口がとても多く、非常に活気あふれる星。コリトは戦士メリオンに招待されてこの星を訪れるが、そこで戦士の仕事や、"スィオニ"(光の子)について教えられる。

白い大地の星・・・石のように堅い真っ白な大地の星。とても不思議な乳白色の植物が生えていて、まるで光の柱のようであった。

posted by yamanoshiroiie at 09:00| 本の紹介